7日(日) 全日本選手権大分県大会を観戦しました。
私個人的にはこの大会、15連覇中でしたが、
今年は九州大会へのシード権を獲得できたので、
初めて県大会に出場しませんでした。
そこで今回は完全なるギャラリーとして準決勝からの3試合を観戦しました。
まず一言、
陸王にはもっと差を付けて、楽な展開で優勝して欲しかったですが、
試合自体は3試合とも、
1点を争う、実力差を感じない試合だったので、
最後まで勝負の行方が分からない面白い試合でした。
どのチームも気合いが入っていたし、
自分達のチームカラーのようなものも充分表現されていたと思います。
そんな緊迫した試合を3試合観て、
感想というか気付いたこと、今後の課題と言えるものをまとめてみたいと思います。
上から目線的な言い回しの部分もあると思いますが、
そこは勘弁してもらって、チームのために、大分県のために受け止めて欲しいです。
あくまでも感想ですが、
●攻守の切り替えはもっと速くしなければいけない。
●DF時の約束事がまだまだ明確にされていない。
●ポゼッションをしっかりせず、難しいラストパスや一か八かのシュートを選択してしまう者が多い。
●ボールを受ける前のフェイクが出来る者が少しずつ増えてきた感じがするが、
まだまだ止まってボールを受けている選手が多い。
●フルプレスを仕掛けるチームが多かったが、前後の連動、左右の連動ができていない。
●フィニッシュの精度が低い。
パワー系のシュートが多く、相手GKの位置やファーに詰めている味方が見えていないことが多い。
とまぁ、これらの課題を感じました。
偉そうに書きましたが、
これらの課題についてはアズナもまだまだできていなくて、ずーっと口やかましく言ってることでもあります。
そしてこれらの課題は、
何度全国大会に行っても、
毎回のように関東や関西との意識もレベル自体も違うなぁと感じている課題でもあるのです。
ここ数年で、大分のフットサル文化も少しずつ成長してきたのは間違いないと思います。
チームのメンバーが集まって、ゲームやマッチアップばっかりするのではなくて、
明らかに練習に取り組んでいるチームが増えてきたと思います。
だからこそ、やっと、分からないこと、知りたいことが出てきたと思います。
なのでこれからは、感覚だけで分かったつもりになるのではなく、
しっかり理論的に頭で整理していかなければいけないと思います。
そして、その姿勢を持っているチームが勝ち上がっていくべきだと思います。
そういった感じで、
試合の時間だけじゃない部分でも競い合って欲しいなと思いました。
最後に、
陸王の皆さん、優勝おめでとう!
1ヶ月後の九州大会では、
陸王としても、九州1部のチームとガチで勝負できる貴重なステージなので、
万全の準備で挑んで下さい。
お互い頑張りましょう。